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ストリートデビューの軌跡:音楽と出会い

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2016年7月、私は「自分の演奏を聞いて欲しい」というよりも、「ストリートで演奏できる人になりたい」という思いから、ストリートデビューを果たしました。

生演奏は心惹かれるものがあり、ストリート演奏は良く足を止めて聴いていました。通勤で利用する船橋駅には、良くミュージシャン方が演奏していました。何年も見ているうちに、自分もやってみたいという思いが募り、彼らの仲間入りをすべく船橋の駅に出かけました。

何か目標が欲しいと思い、募金を集めることにしました。自分のためではなく、誰かのために演奏したいと思ったからです。また、そうすることでモチベーションも変わってくると感じました。

ネットで「かたりば」というボランティア団体を見つけ、1時間ほど演奏しました。ありがたいことに、1千円札を入れてくださる方もいました。集まったお金はすべて「福島の震災孤児のため」に振り込みました。

あるおばさんが「あなたの十八番を聴かせて」と言ってくださり、パッヘルベルのカノンを演奏しました。このような出会いが、私の演奏のモチベーションになっています。

聖書のルカによる福音書5章4節には「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」という言葉があります。少し勇気を出して行動すると、不思議な出会いや学びがあると感じています。これは他人の行動を見ても感じることです。ストリートミュージシャンも、この出会いが演奏のモチベーションになっているのではないでしょうか。

音楽をしなくても、「出て行って何かに挑戦する」ことは、人生を豊かにし、出会いの奇跡を体験することになると思います。ぜひ、皆さんも挑戦し続けることを大切にしてください。

ボランティア演奏承ります

病院・施設・イベント等でのボランティア演奏、承ります。お気軽にお問い合わせください。

バイオリンとピアノの水彩画

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